アメリカンアップルパイの切り方を解説。

うちのお店で最近力を入れてる ”パイ” パイはパイでもアメリカンパイ

アメリカンパイは、身近にある材料で茶々っとつくることができて

さらにすっごく美味しいのがいい!

カッコつけすぎない感じがいいんですよね。

その昔アップルパイを初めて作ったときに

”型ごと焼いたけど、これどうやって切るの?”

って悩んだことを思い出しました。

ケーキ作りの経験者ならきっと型を外して切ればいいじゃんて

思うでしょう

ぶっぶ〜です

それはNG、型からは外して切ろうもんなら多分

目も当てられない大惨事になることでしょう。

美味しそうに焼きあがったパイなのに、

切ったらぐちゃぐちゃになっちゃったら気持ち萎えますよね

お腹に入れば一緒とか言いながら自分を慰めながら食べるなんて

想像もしたくないです。

わたしは世の中のパイを1つでも多く助けたい

とゆーわけで、パイの切り方を 解説していこうと思います。

目次

押さえるポイントぱ3つ

  • 焼きあがったら熱をとり一旦しっかり冷やす
  • 裏を軽く温めてパイと型とを剥離する
  • パイ皿の上で切っていく

この3点をしっかり押さえていきましょう

焼きあがったら一旦しっかり冷やす

美味しそうに焼きあがったパイを焼きたてのまま

食べたい気持ちすごくわかります。

間違いなく美味しいとおもいます。

ですが、綺麗に切り分けるのは至難の業だとおもいます。

1時間ほどじっくり焼いたパイの中には水分が半分くらい

蒸発した具(フィリング)があるわけですが、

ほぼ果肉と糖分とバターが混在した物と化してます

あたたかいままだとゆるくドロっとした状態なので

その状態で切ってしまうと、マグマのように流れ出して

しまいます。

そのまま口にはこぼう物なら火傷の危険すらある

あっつあつとろっとろの状態

しかし

しっかり冷やしてあげることで、ある程度ガチっと

固まってくれます。

こうなっていないと、綺麗にはきれないです。

補足説明を加えると、焼き時間が短かったりすると

残留水分量が多いので、冷やしてもシャビシャビだったりもします

程よく固まるように焼き上げるためのテクニックとしては

焼き時間と、バターの量、小麦粉、コーンスターチの量を

調整してあげると良いと思います。

裏を温めてパイと型とを剥離する

パイを型に敷き込むとき、型にバターを塗って小麦粉をまぶして

から生地を敷き込んでいくわけですが、

焼きあがったパイを冷やしたときに、もちろん型に塗ったバターも

固まるわけです。

そーすると取れないなんてことになります。

パイと型を剥離しなくて切ろうとすると、ピースに切り分けて

持ち上げようとすると、くっついてるが故に

底が割れてしまうなんてことになります。

しかも、パイをしっかり焼き込んでいくとパイの中でぐつぐつ

煮えた煮汁が外に溢れ出てパイと型との間に入り込んで

冷えると飴状になって固まってたりします。

こいつをしっかり溶かして剥がしておかないと

きれないし取り分けられません。

とゆーわけでパイと型は剥離しておきましょう。

一般的にはどんなやり方をするのか知らないんですが

私の個人的なやり方は缶などの上に置いて

したから炙ります。

温めてバターを溶かすこと飴化したところを溶かす

程度なので、炙りすぎて焦がしてしまったり熱しすぎて

熱くて触れな苦ならない程度に加減します。

ちゃんと剥がれたかどうかを確かめたい時は

パイと型の間にナイフを差し込んで、

軽く回して持ち上げてみます、きちんと剥離できていると

軽く持ち上がります。

軽く持ち上がらないのに無理やり持ち上げようとすると

パイが割れてしまうので注意が必要。

このような持ち上げを数箇所でやってみて問題なければ

剥離作業完了です。

ちなみにこの作業で私が使用しているのがこのバーナー

どちらかとゆーとアウトドア用みたいなんですが、

色々なバーナーを試してきたけどこれはかなり使いやすくて

気に入ってます

一応料理ようにはこちらもあるようですが、

見た目の色が違うだけでどの仕様が違ってこんなに高いのか

意味がわからないけど、キッチンアイテムをよりおしゃれな

もので統一したい方にはこっちのほうがおすすめです

パイ皿の上で切る

パイはパイ皿の上で切りましょう。

まだ、焼き始めの頃試しに、パイ皿から出して切ってみたりも

したんですが、見事に収集つかなくなりました。

そりゃそうで、タルトは壁が90度直角に立ち上がってるし

タルト自体がまだ崩れやすいサクサクの生地だから

型から外して切れますが、

それに対し

パイは背中が40度くらい斜めにたちあがっていて

なおかつパイ生地はボリボリ、ザクザクしているので

刃が入る前にパタンとたおれてしまいます。

とゆうわけでパイ皿の上で切っていきましょう。

ここで、僕が長年パイを切るときに使用しているナイフを紹介しておきます

僕にはこれしか考えられないほどお気に入りのナイフ

それか

2本とも使った私の意見としては、どっちもぱっと見変わらないように思えるけど

刃の形状がビクトリノクスの方がよく生地に噛むのでよく切れるような

気がしてます。

ワンピースづつ切っていくんですが、大きいナイフでは取り回しが悪く

ペティナイフくらいがちょうどいいサイズなんだけど、

欠点その1

普通のナイフの刃ではパイへの食い込みが悪い

欠点その2

上から切り込んでいってパイ皿に刃を押し当てて切っていく

切り方なので、ナイフの先をだめにしてしまいます。

とゆうわけで、この短くぎざぎざで先が丸いナイフが

うってつけなんです。

これはマストアイテムですよ

切り方

中心あたりの表面を少しずつゴリゴリ切って、刃が入る分の

切れ込みができたら中心に向かって真っ直ぐナイフをいれます。

そこから、ナイフの角度をあまり変えないように、短いピッチで

ぎこぎこしながら手前に引いてくるんですが

ここでの注意点は

ナイフの先は必ず底にあてながら、ボトム生地を切るように

中の具はもちゃんと切るイメージでぎこぎこする

ただ手前に引いてくる切り方だと、刃が具をかき分けてくるので

ピースごとに具の量がバラバラなんてことになります。

けど表面で浮いてるパイ生地は、ザクザクしているものの

もろかったりするので、あまりぎこぎこしすぎてしまうと

ボキっと折れてしまいます。

ので、ボトム生地と具をきちんと切ることと、表面生地を

グズしてしまわないような力加減で切る

ここらへんを意識して切ると上手に切り分けられるとおもいます。

この記事を書いた人

飲食店を経営して15年 開業、経営、繁盛店にしたのち売却
そして、また新しいお店からのスタートです。
私のこれまでの成功と失敗をして今思うことが誰かのお役に
立てたら幸いです

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