小さなカフェの始め方、必要な厨房機器と予算についてまとめ

これからカフェを始めたい人にとって、すっごく気になる業務用の厨房機器について

どんな厨房機器が必要なの?

どこで購入したら良いの?

だいたい予算はいくらくらい必要なんだろう?

そんな疑問について私の経験上の回答をまとめてみようと思います。

ここから先を考察する前に簡単な自己紹介をしておきます

飲食業に携わって20年以上

自身でのカフェ経営歴は約15年自身の店舗の立ち上げは数回

コンサルやアドバイザーとしても数店に関わってきました

目次

家庭用のキッチンアイテムはどうなの?

業務用(プロ用)の機器は基本的にどれも高額な物が多い上に

単機能のものばかりだから、

家庭用のキッチン用品じゃダメなの?って思ってる人もいると

思いますが、答えとしては△ですかね。

全く使わないかといえばそうでもなくて、

業務用と家庭用の大きな違いは耐久性なんですね。

家電のキッチン用品は生活をベースに便利に使えるようマルチな機能を

備えた物もあって一見使いやすそうだけど、

連続的に繰り返し同じ作業を毎日こなす

お仕事の現場では全く役に立たないです。

さらに、繰り返し作業をできるほど耐久力がないので

数ヶ月で壊れてしまっても不思議じゃないです。

見た目においても

家庭のキッチンの中だったらおしゃれに見えるのに

飲食店のキッチンに家庭用機器があるとすごく

チープに移ります。

業務用機器って一見デザインもおしゃれでもない無機質なもの

ばかりなんだけど、ビシッと揃えると

プロの仕事場だなって印象になります

とゆう訳で

なるべく業務用のものを設るほうが良いでしょう。

カフェ開業に必要なキッチン器具(厨房機器)って?

カフェを運営するためには、飲み物を提供したり、お料理を作って提供したり

スイーツを提供したりします

ですから、全般的なお仕事をこなせるような視点での必要機器の選択と

さらに、カフェを始めるためには”飲食店営業”の許可が必要です

飲食店営業の許可を得るためにはいくつかの条件を満たす

必要があるので、その点も踏まえて

考察してみます。

飲食店営業許可を取得するための必要条件

飲食店営業許可を取得するためには一定の条件をクリアする必要があります

ざっくりまとめるとこんな感じでしょうか?

飲食店営業許可に必要条件
  • 厨房と客席の区分が分けられている事
  • 厨房に2層シンク+1層シンクまたは食器洗浄機+1層シンク×2がある事
  • 食器類が収納できること
  • 掃除がしやすい床
  • グリストラップがある事
  • 厨房内とトイレに手洗いの設置
  • 厨房内に営業中使用する設備が収まっている事
  • 冷蔵庫は温度計を設置する事

今回の話の中では必要機材について話をしているので

かいつまんでとりあげます

厨房に2層シンク+1層シンクまたは食器洗浄機+1層×2のシンクがある事

厨房のレイアウトを考えるうえで絶対に外せないシンク

飲食店営業の許可を取得するためには最低2層シンク+1層シンクまたは

食器洗浄機+1層シンク×2が必要になるんですが、

もっと言えば手洗い専用のシンクが必要になるんです

手洗いシンク単体で考えると

こんなものを取り付けるんですが、実際問題小さな厨房にこんなものがあっても

ほぼ使わないし邪魔なので

実用性を兼ねたステンレスシンクを手洗いとして申請する方が現実的ですね

例えば2層シンクだとこんなものです

実際に使いやすい最小サイズでコスパで見るとこれがおすすめです

1層シンクを選ぶとしたら

このあたりのサイズが使いやすいんですが

どうししてもコンパクトに抑えたいなら

こちらでもいいかなとは思います。

洗浄機を検討する場合小さなカフェで使いやすいのは

以下の2タイプでしょう

洗浄機についてはまたあとで考察するとして

食器を収納するための収納個

飲食店営業許可を取るための条件の一つに食器をしまう収納庫が必要になります。

ぶっちゃけた話全てのお皿を毎日全て収納庫にしまっているお店さんとゆうのは

ほとんどないんじゃないかと思います。

とゆうわけで、まーそれなりのものを準備したら良いんじゃないかと思います

本来なら全て綺麗にしまえるに越した事はないんで、判断はご自身の責任で

選択してください。

あまりに狭いスペースだとするならば、天井から吊れる物や、壁に固定できる

吊り戸棚を選択するのがいいかと思います

実際はこれくらいのものがあると収納としての利用と作業台としても

利用できます。

冷蔵庫は温度計を設置する事

冷蔵庫は温度計を設置する事とありますが、要するに冷蔵庫は常に正常に

動いているかいつでも確認できるようにって事で

もし、家庭用の冷蔵庫を使用するなんて人は来ない温度がわからない事がほとんど

なので温度計を設置する必要があると思いますが

業務用の冷蔵庫や冷凍庫は温度表示がされているので無視しても大丈夫です。

このサイズの冷蔵庫は、小さな飲食店なら大抵どこのお店でも

1つはあると思われる標準的なサイズです。

小さなカフェに揃えておきたい厨房機器

では 小さなカフェにおよそ必要な機材を私なりに考察してみようと思います。

まず、小さなカフェの前提条件として

席数は30席くらい、店舗面積として24坪程度のサイズで

カフェを始めると仮定します。

実際いまの私のお店の規模もこれくらいなので、実際の使用感も

交えて考察してみ用と思います。

揃えるべき厨房機器

これだけは揃えるべき厨房機器はどんなものか

飲食店の店舗運営をする上で、日々のルーティーンとなるのが

仕込みから始まり、開店してお客さんの注文を聞いて

料理を提供したり、飲み物を提供し

お客さんが帰ったら、テーブルを片付けて

お皿やグラスを洗い片付ける

いわずもがなな事ですが、この一連の流れをスムーズに

こなさなきゃいけないわけです。

どこかがスムーズにこなせないと、かなり大変な思いをします。

ですから、必要十分なきざいの選定がもとめられます

では考察していきましょう。

揃えるべき厨房機器
  • ドリンクオーダー用冷蔵庫
  • 冷凍庫(一時保管用)
  • 製氷機
  • オーダー用冷蔵庫
  • ガスコンロ
  • オーブン
  • フライヤー
  • 冷蔵庫・冷凍庫(保管用)
  • 洗浄機
  • ショーケース

ざっくりとこれくらいの厨房機器はが最低必要になると思います。

それぞれの必要スペックを考察する前に

厨房機器選びにおいて知っておいた方が良いことを紹介します

ガス式?電気式?電気式なら100V?単相200v?三相200v?

業務用厨房器には種類によって動力源がガス式と電気式があります

電気式には電灯と呼ばれる100v(一般的なコンセントで供給する電力)と

電灯のなかでもより力のある単相200v動力と呼ばれる3相200vが

あります。

すべてお機器にそれが当てはまるわけではないんですが、

環境に合わせて動力源を考える必要があるとゆうことだけここでは紹介しておきます。

厨房機器のサイズを考える

厨房機(冷蔵庫、冷凍庫、コンロ、など)のサイズはだいたい決まった

ルールがあります。

業務用の厨房機器の高さは800mmの高さか1800mmの高さ

で大体統一されています。

業務用の厨房機器は高さが800mm統一されてるので、その上で作業することを

前提に選ぶとよいですね

一番悩むのが奥行きです

だいたい、450mm、600mm、750mmの3種類でラインナップされています。

一番メジャーなのは600mmのタイプです

奥行き600mmのメリットデメリット

奥行き600mmは収納力もそこそこあり、奥のものを取るときでも

手が届きやすいし、作業台として使用するときでも広く使いやすいです

収納力もあり、作業もしやすいです

計画しているお店のキッチンの区画が広く取れない時や、

収納するものがあまりない時などは450mms

奥行き450mmのメリットデメリット

奥行き450mmはドリンクを作ったりするくらいの簡単作業をするためなら

使えると思うけど、調理をしたりするためと考えると

狭すぎるさいずだと思います

奥行き750mmのメリットデメリット

750mmの奥行きがあるとものは収納力抜群、番重や1/1のホテルパンも

縦に入れられるほどの深さと、

作業台としても広々しているので作業はかなりやりやすい

奥が深いため奥にあるものがかなり取りにくい

カウンターで作業する用としてはあまりむかないです

奥行きがありすぎると反対側に

手が届きにくいです

厨房機器を選ぶときはこれらのことを念頭に選ぶ良いとおもいます

ではここからは小さなカフェを運営していくための

業務用厨房機器の選ぶべきスペックを解説していきます

業務用厨房機器はどこで購入するの?

厨房機器はどこで買うのか?

業務用厨房機器の購入は主に専門業者に依頼します。

ホシザキ、フクシマ、マルゼン、タニコーなど厨房機器メーカーからも直接購入

できますが、一見さんとして購入しようとすると高くついてしまいます

とゆうのも、やはり商売の世界の常識として

いつもたくさん購入してくれるお客さんには割引率が高く

初めてのお客さんだったり、今後の購入が見込め無さそうなお客さんに対しては

ほぼ割引がないんです

なので、定期的にたくさんの厨房機器を仕入れてくれる専門業者さんは

割安に仕入れができるため、私たちにも割安に販売してくれるわけなんです

厨房機器の購入にお困りでしたら東海3県の方に限りご連絡いただけたらいつでも

業者をしょうかいいたします。

私自身、何社かとのお付き合いがあるのでぴったりのところを紹介できるとおもいます。

ただ昨今では、ネットでも厨房機器は購入できるようにはなっていますが

ネットで売られているもののほとんどは車上渡しがほとんどです。

ネットで買う?業者に依頼する?

ぶっちゃけ業務機器本体だけの価格を見たらネットが安く購入できますが

車上渡しだと自分で降ろして設置をしなければいけないです。

業務用厨房機器は数十キロから100キロを超えるものまであるので

運搬設置には2〜3人いた方が良い事と、ものによっては特殊ツールが

必要だったり、ガス管との接続や給排水との接続が必要になるので。

やった事がない人は、業者に委託する事が間違いないでしょう。

とはいえ、慣れていれば全く難し事でもないです

インターネットで厨房機器を購入するとき私がよく使うのが

リサイクルマートです。

最安値で販売してるんじゃないかな?とおもってます

参考のためリサイクルマートの商品を

載せておきます。

業者さんに依頼する場合は数社から見積もりをとった方が良いです

各業者、安く仕入れができるメーカーできないメーカーがあったり

運搬設置工賃も違うので、入れる機器の台数が多いと

数十万の違いが出ることもあります。

機材単体の価格をネット業者委託でひかくしたとは

業者委託の方がちょっと高いように思います。

業者としても販売手数料と工賃をもらうのは当然のことなので

いたしかたないでしょうね

まとめると

自身で荷下ろしと設置ができるならばネットでの購入がおすすめできますが

まったく無知識で設置とかもできない人には厨房機器業者に

依頼することをお勧めします

ただしお見積りは数社に依頼することで価格を抑えられると思います

厨房機器の個別解説

小さなカフェのオーダー用冷蔵庫選び

飲食業界ではコールドテーブルと呼ばれています

冷蔵庫の上面でお料理やお菓子、飲み物を作ったりと

作業ができて、使ったものなどサッと下にしまう事ができるのが

ものすごく便利です。

飲食店はとにかくオーダーをたくさんこなします。

とゆうことは、冷蔵庫からものを出したりしまったりする作業を

頻繁に繰り返すので、そういった都度のオーダーに必要に

なるような物をしまっておくために

必ずといって良いほど必要になる物です。

家庭用と違ってチルド機能みたいなマルチ機能はついていないし

ドアにポケットがあるわけでもない

強いて言えば温度設定がー3〜6℃くらいの間に設定ができることくらいかな

サイズは1200✖️600✖️800がとても使いやすいサイズになるんですが、

たくさんのものをしまったり、作業スペースは広く取りたい人には

1500✖️600✖️800がいいかもしれませんね

 コールドテーブルを購入する際に注意する点

業務用冷蔵庫はどの機器にも排水機能があります。

室内の空気を吸い込んで熱交換して冷やすときに空気中の水分を分離するので

設置する予定の場所には排水口をあらかじめ作っておく必要がありあす

コールドテーブルは比較的軽いので2人いればトラックから降ろすことも

できるし、設置は置くだけ簡単なんでネットでの購入は

ありだと

オーダー用冷凍庫

カフェではオーダーをこなす際にあまり使わないもの(時々しか使わないもの)を

冷凍から解凍したり、アイスクリームや冷凍フルーツなどを使用することもあるので

冷凍庫は必須になてきます。

ある程度スペースに余裕があるなら

これくらいのがあるとかなり重宝します。

冷蔵庫も冷凍庫も両方は無理とゆう方にはこのような

冷凍冷蔵庫がお勧め

このような一台で冷凍と冷蔵の一体型が良いんじゃないでしょうか

片方の扉ずつ冷凍と冷蔵にわかれているので、そんなにたくさんの種類の

メニュをやらないのであればこのようなタイプも

選択肢としてはありだとおもいます。

小さなカフェの製氷機選び

製氷器も絶対に欠かすことのできない厨房機器の一つです

家庭用冷凍冷蔵庫と違い業務用では、冷蔵庫や冷凍庫に製氷機能まで組み込まれているもの

はないので、氷を作るためだけの製氷器とゆうものが必要です。

アイスドリンクやお冷には必ず氷を入れるし、スムージーを作ったり

仕込んだソースなどを冷やしたりするのに氷は必要不可欠

特に氷の消費が激しいのが夏になります。

夏に氷が足らなくなってしまうと完全にアウトですので

製氷器のサイズ選びをまちがえてしまうと致命的な結果を招きます

製氷器にはバーチカルタイプと

スタックオンタイプと

アンダーカウンタータイプ

があります。

さらには、出来上がってくる氷の形状もキューブタイプからクラッシュしたような

チップタイプのものとさらにいろいろなタイプ選べますが、

キューブの氷が作れるタイプの製氷器を選ぶのが汎用性が高いし使いやすいので

おすすめです。

30〜40席程度な65kgのアンダーカウンタータイプがお勧めです

だいたいこのサイズで賄えるとおもいます。

アンダーカウンタータイプはコールドテーブルと横並びにすることで

作業台としても広く使う事ができるようになるメリットがあります。

指標機で表示されるスペック製氷能力のkgは1日に作ることのできる

氷の量の事ですが、季節によって若干能力がかわります

とゆうのも、水道水の温度が冬は冷たいからすぐ氷ができますが

夏は水道水の温度も高い上に外気温も高いので氷ができてくるスピードが

おそくなります。

わたしは、このサイズを使用していてわりと気に入っています

製氷器の設置は給排水を接続する必要があるため、設置する箇所には

あらかじめ給排水管を繋げられるようにしておきましょう。

この製氷器の重量はおよそ50kgなので2人で荷下ろし運搬も可能な重さです

給排水の接続もちょっと頑張る気持ちがあればできる範囲だと思いますので

ネット購入でもいいのかなとおもいます。

小さなカフェのガスコンロ選び

調理するとなると欠かせないガスコンロ

ガスコンロには2タイプあって

ステンレストップタイプと全面ゴトクのタイプの

2つのタイプにわかれます

それぞれにメリットデメリットを考察してみます

スタンダードコンロのメリット・デメリット

メリット

  • 火力が調節しやすい事
    外火と内火それぞれガスコックの開け具合で火加減ができるので微調整しやすい
  • 掃除がしやすい。
    ステンレストップだからさっと拭き上げるだけで綺麗になる
  • 安いこと

デメリット

  • 自動点火機能がないこと
  • 火加減のオペレーション化しにくい
  • 職人向き
  • 見た目がちょっとかっこわるい
全面ゴトクコンロのメリット・デメリット

メリット

  • 見た目がかっこいい
    全面黒のゴトクだとかなりプロっぽく見えますよね
  • 自動点火機能付
    自動点火機能は家庭用コンロとしては当たり前の機能ですが、業務用としては
    必ずあるとゆうものでもない機能です。
  • 4段階の火加減だから人に教えやすい
    上のコンロと違い微調整こそできないものの、スピーディーに火力を
    正確にコントロールできる
  • スピーディーにオーダーをこなしていく厨房向き

デメリット

  • 重い
    黒のゴトクはかなりごつい鋳物鉄なので重量がかなりあります
  • 掃除がしにくい
    黒のゴトクは凸凹しているので拭きあげるのはなかなか厳しい
    洗浄機で洗ってしまえば良いのだが、洗浄機内のお湯が油まみれに
    なったり、汚れたりする
  • 価格が高め

どちらにもメリットデメリットがあるので絶対にこっちがよいとは

いえない、使う人の用途によりますね。

たくさんの調理をこなさないようなら、3口のコンロで良いし

パスタやオムライスなどをやる場合はたくさんの火口があった方が良いでしょう

パスタなどのオーダーはスピーディーに料理をこなしていくので、火をつけたり消したり

火力調整が直感的にやりやすい、全面ゴトクのタイプが使われる事が多いように感じます。

さらにはオーブン機能を内蔵したガスレンジとゆうのもありますので

こちらのメリットデメリットについても軽く触れておきます。

過去に両方つかった私なりの主観になるのでご容赦ください

コンベクションオーブンのメリットデメリット

コンベクションオーブンとは

ファンが内蔵されていて設定温度の熱風を対流させるタイプのオーブンです

正確な温度設定をして焼き上げる事ができます。

熱風がまわているので、表面が乾燥しやすいですね

開け閉めが頻繁だと温度キープ力がやや低いようなきがします

下がったところからの立ち上がりがやや遅いように感じます、

がんがん使いたいときにパワー不足を感じるかもしれない。

自然対流式のオーブンに比べて庫内が狭いので

その狭さがちょっと使いにくかったかな

1番のメリットは設定温度が正確ってところかな

自然対流式に比べると10万ほど高いんだけどそれをどう捉えるかは

使う人の用途によると思う

料理にも使うし、ちょっとお菓子も焼いたりするのには向いてるかもしれない

自然対流式オーブン

自然対流式オーブンはオーブンの底でバーナーに火がついてその熱で

オーブン庫内を温めるといったシンプル構造

温度設定はできるけど、場所によって温度ムラが激しい

一応遠赤外線効果もあるのかな、コンベクションが熱風に対して

自然対流式は熱波とゆうべきかな? 

庫内は広く、パワーもあります。

どちらかとゆうと、料理メインで使うのに向いていると思いますね

注意点は、夏場なんかはコンロも火をつけオーブンにも火が付いていると

相当暑いです。オーブンの熱ががんがんあがってきます。

ガスコンロを購入する際の注意するところは

プロパンガスか都市ガスか間違えない事でしょうか

私としては都市ガスが利用できるなら都市ガスがおすすめ、なぜならプロパンガスにすると

プロパンガスのボンベの置き場を外に設置しなければいけないから

狭い場所で色々計画していると、その場所すらももったいなく感じます

都市ガスは道路の地中に埋まっていてそのガス管を引っ張ってきて繋げるだけなので

とってもスマートです。

火力は都市ガスよりプロパンガスの方が強いと言われているけど、

中華料理をやるわけでもないし、そんなに激しく強い火が必要ですか?

っておもいます。

ガスコンロならゴトクタイプでもスタンダードタイプでもインターネット購入は

ありでしょうね。

わりと軽いんで、2人で運搬も余裕です。

ですが、ガスレンジとなると一気に重量が増すので、2人でトラックから降ろして運搬は

ほぼ無理でしょう。

接続に関しては原則ガス屋さんにお願いしてください。

なんだか簡単そうだと思っても自分ではゼッタにやらないように

どこかの接続箇所でガス漏れなんてあったら火災の原因になります。

小さなカフェのオーブンの選び

先ほどもガスレンジで少し触れましたが、おすすめとしてはオーブンは単体で

スチームコンベクションオーブンを入れることをお勧めします。

スチームコンベクションオーブンといえばもうこれ一択でしょう

スチームコンベクションオーブン略してスチコン

スチコンの代名詞といっても過言ではないラショナル

世界シェアNo.1メーカーです

スチコンはいろんなメーカーが作ってたりしますが。

これ1択で良いでしょう

長くカフェをやるなら頑張って購入したいアイテムです

133万円と聞くと高い!って思うかもしれないけど

費用対効果は抜群です。やれる事がとにかく多い

これだけの事ができて133万円は安いと感じると思います。

スチームコンベクションオーブンの特徴

スチコンは煮る、焼く、蒸す、炊く、低温調理、発酵機能

プログラム調理

ざっと書いただけでこれだけ、使い方次第で利用用途は

いくらでもあると思います。

火力はは5段階設定できて、加熱している間の湿度も0〜100%まで

無段階調整できて、段階的なプログラムを組んで設定することも

可能なので、とことんまで追求して設定する事ができる優れものです。

実際私はこれ1台で、パンを焼いたり、お菓子を焼いたり、プリンを作ったり

ローストビーフを作ったり、ベーコンを作ったりと

幅広く活用していて、なくてはならない機械ですね

スチコンを購入する際の注意点

ラショナルのスチコンを導入するには、3相200vとゆう

いわゆる動力と呼ばれる、通常のコンセントで取れる電気と違った

動力電源を引き込む必要があります。

動力を引き込むためには工事費用と電力会社との

動力契約が必要になります。

さらにスチコンは給排水とも接続しなければ使えないので

あらかじめ設置箇所に給排水口を設ける必要があります。

重量は100kg程度なので2人で運搬できなくはないけど

給排水の接続は相当大変だと思います

特に排水が背面でつなぐのでこの難易度はかなり高いです。

小さなカフェのフライヤー選び

飲食店でお食事を提供するなら揚げ物もすると思いますので

あった方が良いかとは思います。

一般的にはこのタイプのフライヤーを導入するお店が多いんですが

私はあまり好きじゃないですね。

機能的にはまったく問題ないだけど、

湯切り板が横にはみ出すため、そこがデッドスペースになってしまう事と

構造が入り組んでいるため掃除がしにくいってデメリットがあります。

廃油は下の缶に流し込む仕組みなんだけど、飛沫が結構飛ぶから

床とか周りが汚れるので小さなストレスが溜まるんです。

めんどくさいと思うと油変えや清掃がおっくうになってしまうんですよね。

そこで私のいちばんのお気に入りのフライヤーはとゆうと

こちら

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コンパクトボディーで機能的でしかも

掃除もしやすいところが気に入ってるところ

動力が必要にななりますが、

動力なので電気代も比較的安く、パワーがあるので

連続の揚げ物もできます。

電気フライヤーを購入する際の注意点として
電気フライヤーには100Vタイプ、単相200v、動力タイプ(3相200v)
があります。
100vのタイプは比較的安価に販売されていますが、パワーが弱いので
冷めた油をまた170〜180℃まで上げるのに時間がかかります
ので、揚げ物は時々やる程度のお店ならよいとおもうけど
揚げ物を連続的にこなす事を想定する場合は
単相200vか動力タイプを選ぶ事をおすすめします。
ここでもう1点
単相200vは3相200vに比べて電気代が高いです。

さらに、バスケットを油層の上に掛けられるので、

無駄なスペースを必要としないし、滴る油はそのまま下に落ちるので

理想的なんです。

しかもバスケット2つなので揚げ時間の違うものや、時間差での

揚げ物を同時にこなすこともできます

清掃の面でも電熱線を跳ね上げられるので、かなり掃除

しやすいのです。

不満に思うところがまったくみあたらないですね。

小さなカフェの保存用の冷蔵庫・冷凍庫

飲食店を日々営業していく中で

毎日買い出しに行くわけにもいかないし、

毎日業者さんに配達してもらうわけにもいきません。

ですから、数日分の食材やまとめて仕込んだ物を

ストックしておく必要あるんです。

ですが、むやみに大きいと場所は占領するし電気代も

バカにならないので適当なサイズ選びが重要ですね。

実際私が使用していてちょうどいいなと落ち着いたのが

このサイズの冷凍・冷蔵庫です。

これだけの容量がちょうど良いんじゃないかと思ってます。

この冷凍・冷蔵庫は100vのタイプになります。

あくまで、保存用なので扉の開け閉めが頻繁じゃないって事を

前提にしているため、温度変化が少ないので100vで十分かな

とゆう判断です。

開け閉めも頻繁にするし、オーダーと連動した使い方をする場合

温度変化が激しい事が想定されるので、

こちらの200vタイプを選んだ方が間違いないと思います。

夏の扉の開け閉めは想像以上に庫内の温度が上昇しなかなか庫内が

冷えるまでに時間がかかるので、慎重に検討した方が良いです

食材が痛んでしまったり、溶けてしまっては元もこもありませんからね。

ちなみにこのタイプの冷蔵庫は重量が160キロほどあって

持ちにくいので

だいたい大人3〜4人いないと運搬できないので、ネットで購入する際は

人員の確保が必須です。

小さなカフェの洗浄機選び

小さなカフェこそ洗浄機は必須アイテムだと思っています。

60マン程する高い買い物ではあるものの

あるのとないのとでは作業効率が天と地ほど違います。

少人数でたくさんのお客さんをこなしながら尚且つ

洗い物を手洗いでやるとなると、洗い場に1人必要ってくらい

大変なお仕事になるんです、

ですが、洗浄機があるとその一人分を補ってくれるほど

楽に洗い物が片付きます。

毎日数時間、洗い物のために人をいれるランニングコストを考えると

洗浄機の費用なんてすぐにペイできてしまいます。

業務用の洗浄機を知らない方のために簡単な解説をすると

家庭用の洗浄機って1回まわすのに数十分から数時間かかると

思うんですが、

業務用の洗浄機は1回が約60〜90秒で洗い上がります。

かなり早いんです。

タイプとしては3タイプあって

これら3タイプに分けられます。

小さなカフェで使用するなら上の2つがお勧めです。

アンダーカウンタータイプのメリットデメリット

アンダーカウンタータイプはオープンキッチンにお勧めです

お客さんに目立たずに洗い物をする事ができます

デメリットは洗浄力がやや弱いかな?と思うところと

グラスやお皿をたくさん乗せたラックを上げ下げして洗浄機に入れたり

出したりしなきゃいけないので、ちょっと体力が必要です

小ドアタイプの洗浄機のメリットデメリット

小ドアタイプの洗浄機を導入するときは設置場所や方法をよく考えた方が

良いです、高さが身長ほどあるので、オープンキッチンでは目立たない角の奥や

目隠し壁の辺りに置かないと目立ってしまいます。

立ったまま作業できる利点はあるものの、一方向にしかいけないので、

連続洗浄はやりにくいです。

ドアタイプのメリットデメリット

使いやすさを求めるなら3番目のドアタイプです。

こちらは洗い場システムを組んで作るので広い場所を

必要とするデメリットがあるものの、連続してガンガン洗い物をこなす事ができます。

1回の洗浄ピードもいちばん早いです

とにかくたくさんのお客をこなすお店向きでしょうか

シンクやキャビネットのおすすめ

コンパクトで使いやすいシンクはこのサイズが使いやすくておすすめ

しかし、キッチンの広さ的に小さくする必要があるときは

450mmの幅がいちばん最小の幅のシンクなんだけど

手洗いとかちょとした洗い物をする程度にしか使えない広さ

なのでシンクの大きさは用途を想定して剪定します。

厨房レイアウトをしていく中でこんな作業台が欲しくなる事があるんですが

ステンレス作業台を購入するときの注意点として、

メーカーによって同じサイズでも金額が違ったりします。

金額が安いものは使用してるステンレスが薄い事がよくあります。

物を置くだけの用途なら鉄板は薄くても良いけど、

作業をする用途としては、不向きです

なぜなら、台の上で作業しているうちにステンレスいたが波打っていて

若干ベコベコしてきてしまうので、なるべく鉄板の厚みのある物を

選ぶのが良いとおもわれます。

小さなカフェを始める時の厨房費用

だいたい紹介した基本的な厨房機器+α必要なものを

新品で揃えようとすると、だいたい300万円程度が基準になってきます。

ただ、お店によって特化する商品があると

商品を作るための専用機器が必要になってきます

例えばパスタに力を入れたいとなると

パスタボイラー

があった方が良いし、

料理を幅広く力を入れたいならスチームコンベクションオーブン

ラショナルURLhttps://www.rational-online.com/ja_jp/icombi-pro/#

通称スチコンと呼ばれる、煮る、焼く、蒸すなど1台であらゆる

調理をこなしてくれるこんなオーブンがあるとより便利です。

このような業務の効率化や幅を広げてくれるような機材を

導入すると、費用は400万〜500万ほどになる事があります。

これを聞いて初期投資高!!って思うと思いますが、

特化型機器は、初期投資こそかかってしまうものの

使いこなせば、お店の個性を打ち出しってくれるし、

作業効率が遥かに上がるのであっとゆうまに、投じた費用は

回収できると思います。

小さなカフェを始めるための中古厨房機器選び

中古厨房機器のメリット・デメリット

小さなカフェを始める時の厨房機器費用が新品で揃えると

約300万〜500万ほどかかると言いましたが、

これから始めようって時になかなか厨房機器費用だけで

そんなに出費するのはなかなか厳しいのが現実です。

となると、ある程度は中古厨房機器を組み込んでいくと

予算は下げられます。

ただし、何でもかんでも中古を選んでしまって

安くは抑えられたけど、営業まもなく壊れてしまって

結局買い換える羽目になり結局高くついてしまった

なんて失敗談はよく聞きます。

新品の機器のメリット・デメリット

メリットは綺麗で長く使える安心感と長い保証がついてくる事

デメリットは高い事

中古厨房機器のメリット・デメリット

メリットは安く購入できる、運が良いと壊れない

デメリットは傷がついてたりし見た目がちょっと残念だったりする

    保証がほとんどないのと故障するリスクがつきまとう

中古厨房機器の選び方

わたしが思う中古厨房機器の良い選び方

ガス機器や作業台などは

この記事を書いた人

飲食店を経営して15年 開業、経営、繁盛店にしたのち売却
そして、また新しいお店からのスタートです。
私のこれまでの成功と失敗をして今思うことが誰かのお役に
立てたら幸いです

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