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今回仕入れたブラジルのフルッタ・メルカドン アナエロビック ナチュラル
が予想を遥かに超えたブラジルでかなり気に入ったので
ちょっとだけまとめておこうと思います。
名前、長いですねー ブラジル・フルッタ・メルかドン・アナエロビック・ナチュラル
この名前を紐解くと
- ブラジル
-
国名(誰でもわかりますわね(笑 )
- フルッタ・メルカドン
-
このコーヒー豆のイメージを表現して名付けられたんだと推測できます
フルッタ・メルカドンはポルトガル語で”果物市場”なんですって
- アナエロビック
-
アナエロビックとはコーヒー豆の精製方法の1つで近年流行りの製法です
フルーティーな風味に仕上げるためのプロセスで、チェリーを精製する前に
嫌気性発酵をさせる製法の事で、手間と労力がかかるうえに大量生産
できないのようです
- ナチュラル
-
こちらも精製方法のことで、コーヒー豆には大きく分けて2通りの精製方法があって
ナチュラルプロセスとウォッシュプロセスがあって
ナチュラルはチェリーを丸ごと乾燥させてから豆を取り出す方法で
ウォッシュは水洗いして果肉を落として豆だけにしてから乾燥させる方法のこと
ってなことです
このフルッタメルカドンはまだ大量生産体制が整ってないようで仕入れ業者さんも
年に数回、少量でしか仕入れができないようです。
イメージデザインとフルッタメルカドンってユニークなネーミングに惹かれて購入
さらにどんなアナエロビックを楽しませてくれるのか
期待が高まります
気がつけば最近はもっぱらアナエロビックのコーヒー豆をよく購入している気がする
アナエロビックのコーヒー豆の特徴は
特殊な発酵過程とってるため独特な香りを
持ってるのが特徴。
ものによってはすっごい芳香を放つんですよ
例えば、イエメンのモカハラズ アナエロビックとか
コロンビアのアナエロビックライチとか
香料つけました?ってくらいのうっとりするような
香りを放つものもあります
すべてがそうってわけじゃないんだけど、
明らかにすっごいフルーティーな
香りを放つものもあれば、コーヒーを淹れてる時に
ふわっと香るものもあって香りの強度はまちまち
気がついたことは、アナエロビックの香りの強度は
生豆の値段に比例してる気がする。
信じるか信じないかはあなた次第ですが
![](https://oldsmithnostalgic.com/wp-content/uploads/2023/01/5A2508FC-5CD3-4700-B16C-E6DDA7167379_1_105_c-683x1024.jpeg)
とりあえず1っ発目はいつも通り中煎で豆の特徴をリサーチします
感触はすこぶるGOODです
ブラジルのコーヒー豆らしいバランスのとれた骨格の
しっかりした感じがありつつも、フルーティーな
ややアルコールのようなふわっとした香りが広がる
ブラジルのコーヒー豆は酸味、苦味、香味、甘み
のバランスが良くて骨格がはっきりしてる
ザ!コーヒーみたいな
こうばしいコーヒーらしいコーヒーってのが特徴
だと思ってふんだけど
今回のフルッタメルかドンアナエロビックナチュラル
はそんなブラジルらしさ何ありながら
そこにフルーティー感が加わった感じ、
でも主張が強いわけじゃなく、ふわっと鼻に抜けるさりげなさがちょうどいい
![](https://oldsmithnostalgic.com/wp-content/uploads/2023/01/22E8F0BC-94AA-416C-B660-0974E230B4B1_1_105_c-683x1024.jpeg)
日常に飲むコーヒーにいいなって思った
まずは中煎りだったので酸味も微弱に残しつつ、
苦味もあまりださない程度の焙煎だったから
2回目の焙煎は2ハゼまでしっかり入れた中深煎りをやってみたんだけど
ブラジルらしい苦味もちょうどいいミディアムボディのコーヒーに仕上がったんだけど
フルーティー感はどっかへいってしまったような気がする。
もう何日か経過観察をして香りが立ち始めるかは見どころ
今のところの結果からだと、
アナエロビックの特有の香りを楽しむなら
中煎りまでがいいのかもしてないな
もしかしたら、酸味は残るけど中浅煎りくらいなら
フルーティーな香りも引き立つのかもしれない
それについては、後日検証してみようと思う
ブラジルのコーヒー豆って割とリーズナブルな価格で仕入れやすいんだけど
このフルッタメルカドンはちょっとええ豆だから
ちょっとお高めだけど、イエメンとかほどは
ぶっ飛んでいなくて、いつも仕入れているケニアや
エチオピアと変わらないくらいだから、
そこら辺を基準にすると通常で使用できる圏内
その割に
クオリティー高いから個人的評価は結構高めでうちのお店のブラジルは
しばらくこれでいこうかって思いますな。
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