激しい逆風が吹き荒れる飲食業界の現状
2022年ごろから定期的な最低賃金の引き上げが行われ始め
2024年にはいって、ロシアウクライナ戦争や中東戦争の影響と
為替が23年1ドル130円程度だったものが2024年半ばには
1ドル160円まで上昇したため
今日本で起こってることは電気代、ガソリン代、食料品など
もうほぼ全てのものの値上げが止まりませんよね。
現役カフェ経営者としては本当に頭がいたい2024年
東京商工リサーチ調べ → https://www.tsr-net.co.jp/news/status/detail/1198563_1610.html
によると2024年の企業倒産件数は2014年以来の多さでした
なかでも飲食業の倒産件数がダントツのトップでした。
そうなった背景には
- コロナ補助金の返済が始まったこと
- コロナが明けてもお客さんが帰ってこない
- 人件費の高騰
- 材料価格の高騰
- 光熱費の高騰
- 増税
こう言った経営コスト高を価格に転化できないことで
経営の悪化につながったおもな要因です。
ここからはわたしの考察ですが
このような理由で閉店に追い込まれてしまうお店とゆうのは
きっとお得感や安さを売りにしていたり
お客様に少しでも安く提供したい気持ちで
コストをギリギリに抑えているお店が多いように思います
わたしが10数年前に飲食店を起業した頃は
リーマンショック後間もないころで
周りからはよくこんな時にやるねー なんてことをよく言われたもんです
まー考えてみればかこ10年さかのぼって景気がいいなー
なんて感じたことは1度もなかったわけですが
まーそれなりにやってはこれました
しかし、コロナ感染が広がった2021年あたりから
飲食業界は特に厳しい局面になってきたように感じます。
そもそも飲食店は100軒お店が生まれると
1年以内に50軒がなくなり
2年で30軒、3年で15軒
3年間の生存率5% 10年間生き残れる確率1%
程度の超難しいビジネスであることは
よく覚えておいてください。
不景気とインフレが同時にやってきた2024年は
ますます飲食店経営は難しくなったのは間違いないでしょう。
インフレ・不景気でも成功できる飲食店とは?
- 商品力がある
- 高効率
- 運営コストが低い
- 借り入れが少ない
- ブランド力がある
これからカフェやその他飲食店を始めたい、そして長く続けたい
店舗展開をしたいと考えてるならば
この4点を頭に入れておいて欲しい。
飲食業はとにかくコストがかかります
材料費、人件費、光熱費、雑費借入返済などなど
①この営業コストをいかに低くおさえられるか
②続く、コスト高にいかに順応に対応できるか
が大事な鍵になってきます。
①の営業コストをコントロールする
材料費はロスを出さないようにすればある程度コントロールできます
特に人件費はお店の広さオペレーション、動線によって
大きく変わる部分です
初めの店舗設計、経営モデルの作り方からしっかり
考えておいたほうが良いところです
光熱費はお店のサイズが大きくなるにつれて光熱費(冷暖房、照明)は
あがります、場合によっっては人件費も余分にかかります
お店の適正サイズとゆうものもしっかり考えておきましょう。
特に人にかかるコストをどれだけ圧縮できるかが、明暗を分けるといっても
過言ではないでしょう
とにかく人件費をかけないためにはどうするか?
とゆうことをよく考えてお店作りに取り組んでください。
②コスト高にいかに順応に対応できるか?
長く続けていくにあたっってネックになってくるのが値上げと賃上げ
適正な利益を得ようと思うなら
コストがあが上がれば値上げしなきゃ自分の取り分を削る
ってことになりますよね
”周りが上がっってんのになんで自分だけ辛い思いを
しなきゃいけないんだろ?”って思いますよね?
それは従業員にも同じ事が言えて
最低賃金が上がれば給与をあげてほしいし、
長く続けたら給与を上げて欲しい
そう思うのが普通です
でも店舗営業って席数の制限がある以上
売り上げの上限も決まっています
とゆうことはコストがあがったら値上げをしないと
利益は目減りしていってしまうことは確実です
人が求める商品は多少の値上げでは大きくは作用されません
なぜなら、そこにはそれを食べたい、そこに行きたいとゆう
人間の本質的な欲求があるからです
まとめ
これからの飲食店の経営はとにかく難易度が高いです
これから飲食店を始めたい方は
強い商品、良いお店作りをしていくことはもちろんの事
まずコストをあまりかけすぎないように
なるべくランニングコストを抑えたスリムな経営
にしていく方が良いようにおもいますね
そしてお店のブランド力付加価値を高めていく努力をしていきましょう
インフレが始まったばかりの昨今ではまだ賃上げが追いついていないため
消費(贅沢品への消費)は冷え込んできています
物価高騰に賃上げが追いつき家計にゆとりがでれば、外食などの贅沢分野にも
好景気の流れは波及してくると思いますが、それまでは我慢の時です
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