コーヒー粕から堆肥作り。第2弾おからと混ぜて作る堆肥とおからと米ぬかを混ぜてつくる堆肥の実験

2022年末にコーヒー粕の再利用のため、堆肥作りを思い立ったのがきっかけ

第1弾では、コイン精米所からただでもらってきた米ぬかと

ホームセンターで購入した腐葉土を

腐葉土 2 : 米ぬか 1 : コーヒー粕 1

の割合で作ってみました

今のところはまだ実験段階、冬ってこともあって

なかなか発酵がすすまない。

経過観察中であります

じゃぁなんで第2弾を始めたのかとゆうお話をしますと

同時期にコーヒー粕の堆肥作りをはじめた友人に言われたんです

廃棄される物をリサイクルするためにやるのに
腐葉土でもわざわざ購入して、お金かけるってのは
なんだかね〜

・・・・・

確かにそれは一理あるなと

目次

なぜコーヒー粕で堆肥を作るの?

そもそもの始まりが、仕事柄珈琲屋をやってると毎日出るのがコーヒー粕

まだまだ有効に使える資源のはずなのに、ただ捨ててしまうよりは

堆肥として再利用することで。

また土に帰り、新たな作物の栄養となって循環していく

まさにSDGs(持続可能な開発目標)なエコな取り組みに

なるなるよなって思ったことが

事の発端な訳です

であるなら、本来捨てられてしまう物を再利用することが本来の目的

そこで今回注目したのが

米ぬかとおから

それぞれの業界から産廃として排出される物

コーヒー粕

コーヒー粕は、缶コーヒーやパックのコーヒーを作っている飲料メーカーや

小さな喫茶店から大手コーヒーチェーンに至るまでコーヒーを提供するところからは

コーヒーの粕は日々排出されます

一部のメーカーでは再利用に取り組んではいるものの大半は産廃とし処分されていて

その処分にも費用がかかっています

米ぬか

米ぬかは米を脱穀して白米にするときに出る外皮の部分で、

糠漬けのぬかとして利用されてはいますが、そのほとんどは廃棄されてしまう物で

産廃としてつかわれるため、コストもかかります

地方ではコイン精米所の隣には小屋があってそこでは無料で米糠をもらうことが

できます。

おから

おからは豆腐をつくる過程で大豆から豆乳を絞った後に出る粕で

お豆腐屋さんから主に排出されます。

一部は動物の飼料にまわっていたり、おから料理にも使われますが

その大半は産廃として処分をするためにコストがかかっていま

コーヒー粕も米ぬかもおからも栄養分豊富な有効な資源

知れば知るほど私たちはもったいないことをしてるなと思うんです。

しってましたか?

実はコーヒ粕、米ぬか、おからは、栄養分豊富な優秀な資源だってことを

コーヒー粕の成分

成分比率
炭素18%
窒素(N)2%
リン酸(P)0.2%
カリ(K)0.3%
炭素率26

コーヒー粕は特殊肥料にも指定されています。

特殊肥料とは、肥料成分の含有量以外の価値を持つ肥料のことで土質や地力を増進するための

土壌改良剤としての働きがあるようです。

米ぬかの成分

お米の栄養分の95%はおからにあるって知ってました?

私たちは美味しい白米を日々食べていますが、じっさいはあまり栄養価のない

ただの炭水化物。

栄養の観点で見るとほとんど捨てられてるってわけですね

成分比率
炭素40〜48%
窒素(N)2〜2.5%
リン酸(P)4〜6%
カリ(K)1〜1.2%
C/N比18〜34

窒素は多くないものリンやカリは豊富に含まれているし、その他のミネラルやビタミンも

豊富にふくまれます。

おからの成分

おからはタンパク質を構成する窒素成分を多く含む素材でC/N比率が11で

肥料としての栄養素がとてもほうふなんです

問題はこのまま散布しても肥料としては機能しない

コーヒー粕、米ぬか、オカラはそのまま使用しても肥料効果を発揮しないどころか

逆に、植物の成長を妨げてしまったりすることがあるのみたいなんです。

説明をすると長くなるのではぶきますが逆効果ってやつです

コーヒー粕や米ぬかをそのまま土に混ぜてしまうと

窒素飢餓になって植物を枯らしてしまったり

オカラはそもそも水分の含有量が多いことから腐敗しやすいことと

直に散布してしまうと、微生物に分解される過程でアンモニアを発生させるため

悪臭を発生させるとゆうデメリットがあるようです

とゆうことでそれぞれを発酵させ有機物を分解させて堆肥化させないと

肥料としては使えないわけですね

それぞれのデメリットを補うコーヒー粕とおから

コーヒー粕は有機成分は多いものの窒素や炭素が多くそのままでは分解されにくい

のがデメリットではあるけど

多孔質構造でニオイを吸着する性質があるようです

オカラは窒素豊富でとても分解されやすい性質がある一方で

分解される過程でアンモニアが成分が発生し卵が腐ったようなニオイを

発することがデメリット

そのコーヒー粕とおからを混ぜることで双方のデメリットを打ち消して

良い堆肥ができるとゆう資料を発見したので、それを参考に

堆肥作りにチャレンジしてみようと思います

今回の参考文献 神奈川県の農業技術センターの資料を参考に

いろいろ調べていて見つけた

神奈川県の農業技術センターが発表している研究データと

作り方を参考に作ってみることに

おからとコーヒー粕を混合した堆肥の作り方

参考にしたページのリンクを乗せておきます

そこにプラスして米ぬかも混ぜてみてアレンジもしてみようとおもいます。

コーヒー粕、おからで堆肥作り手順 

今回用意したのは、乾燥させたコーヒー粕とお豆腐屋さんでいただいたおからとコイン精米機

の横のハウスでもらってきた米ぬかです。

2つのパターンで実験します

1つ目は

コーヒー粕とオカラを 1:1

2つ目は

コーヒー粕とオカラと米ぬかを 1:1:1でブレンドします

 

こいつをガシガシ混ぜていきます

オカラとコーヒー粕の2種類のブレンドの方はおからが十分に水分を含んでいるので

水を加えなくても程よく水分量50%くらいのしっとりした感じに混ざりました

米ぬかをブレンドしたほうは水分が足りなさそうだったのでちょっと足してみました

余談になるけどスコップで混ぜるだけだとオカラがダマになっちゃうから手でほぐすように

まぜまぜしてみたりして

おからをブレンドしたやつを混ぜた後なんだか手がすべすべになったようなきがする

これっておからの油分のおかげなのかな?

発酵してくれるか心配だったのでちょっと発酵促進剤なんかをパラパラっと入れてみたりして

こんな感じでよく混ぜたら

こんな感じで袋に入れて一旦閉じておきます。

10日間ほど嫌気性発酵をとるって書いてあったので

これでいいのかな?

けど適度に酸素を送り込んでとも書いてあったけど

それって、時々袋を開けるってことですかいな?

まーとりあえず1日目の作業はこれで終了

2日目

ん〜 なんだか全く発酵してくる気配がない。

そういえば今は1月外の気温は一桁

こんなんじゃ発酵するはずもないか、しかしもうしばらく

経過観察することにします。

この記事を書いた人

飲食店を経営して15年 開業、経営、繁盛店にしたのち売却
そして、また新しいお店からのスタートです。
私のこれまでの成功と失敗をして今思うことが誰かのお役に
立てたら幸いです

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