ケニアのコーヒー豆について


ケニアはエチオピアの南に隣接する国で、赤道が国を2分している国です。
コーヒーは1000m以上の高原で生産されています。
火山灰土の降り積もった肥沃な大地と年間平均気温20度前後、雨季も年に2回あり、コーヒーの生産にとてもてきした気候です
こうした気候は環境で高級コーヒー豆の産地で有名なエチオピアとよく似た気候です。
しかしながら、ケニアのコーヒーの生産の歴史はまだ浅く19世紀後半から始められました。
エチオピアでは17世紀からコーヒーの生産がされていたことと比較すると200年近く遅く
生産が開始されたことがわかりますね。
しかしながら、ケニアでは世界に先駆けコーヒー専門の研究機関を設置し、コーヒの生産、収穫
精選、流通に至るまでの積極的な取り組みが行われています、コーヒー豆の品種改良も盛んに
おこなわれていて、世界中からケニアのコーヒー豆は平均的に高品質と認識されています。
ケニアではSL28、SL34といったブルボン種を親に持つ交配種や、ルイル11といったSL種
とカチモールを交配させた種類のコーヒー豆であることも特徴の一つです。

ケニアのコーヒー豆は年2回収穫されます、
一般的には2回目に収穫される
11月以降に収穫されたコーヒー豆の方が
高品質と認識されています。
ケニアのコーヒー豆は特にヨーロッパの方で
人気があります。
日本ではサードウェーブコーヒーの
到来で、そこで主に使用されていた浅煎りの
コーヒー豆がケニアだったことで
美味しい酸味のコーヒーでケニアのコーヒー豆は
一気に注目を集めました。
ケニアのコーヒー豆の特徴
ケニアのコーヒー豆は焙煎度合いによって表情がガラッと変わるので、非常に味わいの
レンジ幅の広さが魅力的なコーヒー豆です。

ケニアのコーヒー豆の浅煎りは、とてもスガスガしい明るい香りと爽やかな酸味があり、
とてもすっきりした印象があります。
コーヒー豆によっては、カシスや柑橘系を思わせる香りも感じられます。
焙煎を深くしていくにつれて、酸味は抑えられていき味わい深いコクが出てきて、心地よい余韻の甘味がしっかり感じられるようになってきます。
サードウェーブコーヒーの到来でケニア=浅煎りというイメージがついてしまっているような
感じもします。
もしどここかのコーヒー屋さんに行った時、どのようにケニアのコーヒー豆を解釈してどのような焙煎で取り扱っているかと見てみるのも面白いかもれませんね
ケニア・レッドマウンテンとカルマンディの比較

ORLANDO PEOPLESでもケニアのコーヒー豆を取り扱うべく
まずは2種類のケニアを仕入れて比較してみました
仕入れたコーヒー豆はこちらの2種類
ケニア・カルマンディAB、ケニア・レッドマウンテンAA
ケニアのコーヒー豆の等級
ケニアのコーヒー豆はスクリーンサイズで等級が決められます
AA・・・スクリーン17〜18
AB・・・スクリーン15〜17
C・・・スクリーン15〜17
以下それぞれありますが、スペシャリティコーヒーとして取り扱われるのは
AA,ABあたりです、決して間違えてはいけないのが、等級が高い方が
必ず美味しいか?というとそれはひとそれぞれの感じ方や好みの
違いがあるので一概にそうではないとわたしは思っています。
では、今回の2種類のケニアについて率直な感想と私なりのとりあえずの
結論をまとめてみようと思います。

ケニア・カルマンディ
中浅煎りで試した時は、とてもすがすがしくとても柔らかな酸味の余韻は
心地よい甘みへとかわり。なんともいい飲み口
アイスコーヒーにすると、酸味が抑えられとっても飲みやすい
ライトなアイスコーヒの印象。
焙煎を中深煎りくらいにすると、酸味はおとなしくなりコクがでてきて、
甘い後味がグッと増してきように感じました。
ケニア・レッドマウンテン
中浅煎りで焙煎では、柑橘系を思わせるシャープな香りと優しい酸味を感じます。
すっと抜けのいい香りが印象的
中深煎りでも苦味はそれほど強調されることなく、柑橘系のような爽やかな
風味は残しながら、しっかりとしたコクと厚みが出てきます。
2種類のケニアを両方比較してみて思うこと。

素直に思うことは、どちらもとても爽やかで清々しい風味があり柔らかな
酸味が次第に心地よい余韻をかんじます。
もっと端的に表現すると、どちらも採用したいくらいに高い次元で
おいしいってことは間違いないんですが、
レッドマウンテンの方が、浅煎り焙煎ではスパイシーさ柑橘系のような風味を
醸し出し、焙煎度を深くしたときに、ふくよかなコクがより出てきて、
際立つ特徴がレッドマウンテンの方がわかりやすいなといった印象です。

実はアイスコーヒーにしても、ライトな感じでめちゃくちゃ美味しいです。
めちゃくちゃすっきり爽やかだからぐいぐいいける感じです
とゆうわけでじゃあうちのお店ではどちらを採用するかとゆうと
レッドマウンテンかな?と思っております。暫定的に・・
個人的にはケニア・カルマンディの方がおいしいんじゃない?って思う
ところもあるけれど、バランスが整いすぎなんだよね。
バランスを求めるなら他にも選択肢はあって
あえてケニアを選択するにあたりバランスの良さは求めなくても
いいのかな?ってゆう自己解釈
ケニアはこんな感じなんですよ!ってお客様におすすめするなら
やはりこの柑橘系の風味はと清々しさ、おいしい酸味を感じて
もらいたいなとゆう気持ちから、より個性のある
レッドマウンテンをORLANDO PEOPLESのけにあとして
採用しようと思います。
もしも気になった方は、店頭もしくは、オンラインショップで
ご購入いただけます。
ORLANDO PEOPLES HP
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